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2018年1月27日 (土)

気泡の入ったコンパス(方位磁石)の修理

最近山登りを始めた知人が来訪、コンパスの話題になり持っているのを引っ張り出してみました。

そのうちの一つは空気が入っていて使用ができない状態でした。(スエーデン製シルバコンパス)

いろいろ調べて?修理してみることにしました。

磁石本体に穴をあけ中に油を追加して空気を追い出せばいいみたいです。

まず本体を分解しプラスチック部分(台座)から外しドリルで穴をあけ注射器で油を注入、穴をふさげばOKみたいです。

1801p1090446_2私の持っている磁石、左上のが空気混入、カシミール3Dを使って印刷した磁北線の入った地図上でパチリ!

1801p1090450空気が磁石の半分近くを占めています。

1801p1090453裏面から磁石の回転する部分を保持している金属(左下針金状)を先のとがったもので引っ掛けて外すと磁石と黒枠も外れます。

1801p1090454手で持ってやってもいいのですが、万力で挟んで慎重に穴をあけました。製造のときに油を充てんしたと思われる部分があります。

1801p1090456スポイドを使って油を充填、オーバーフロウさせて空気を追い出しました。仕上げた時は空気はなかったのですが穴をふさぐのが良くなかったのか仁丹大の空気が入り、今は小豆ぐらいになっています。はんだこてでまわりのプラスチックを溶かしてふさげと書いてあるのもありました。ダメ元でやってみましたが意外と簡単、ただしあくまで自己責任で・・・

1801p1090458100円ショップのマシン油と昔使っていた万年筆用のスポイド、注射器と針があればもっと精密に?できるかも・・・

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