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2016年7月23日 (土)

ムシトリナデシコ

廿日市市吉和まで写真を写しに出かけたとき、休耕田にピンクの花が群生しているのを見つけました。何の花かなと近寄ってみるとムシトリナデシコでした。

ちょっと荒れた乾燥地で咲いているのを見かけることはよくあるのですが、これだけ群生しているのは初めてです。

条件の悪いところで咲いているのはそこが好きなのではなく、ただ単に競争相手がいなくて生育が楽なせいかもしれません。

1606p1030034これだけの群落を作っているのは休耕田で栄養や水分の条件が良いせい?

1606p1030033少しアップにしてみました。ヨーロッパ原産、フクロナデシコ(シレネ)の仲間です。きれいな色の美しい花です。コマチソウという別名もあるそうです。

1606p1030035赤い矢印の、花の付け根にあたるところに茶色の粘着液を分布してアリなどが上ってきて蜜が横取りされるのを防ぎます。別に虫をとらえて消化し栄養にする植物ではありません。

1606p1030042道路端にたまった砂の中で細々と咲いているのもあります。

1606p1030043ヒメジョオンと—同じ外来種同士、寄り添って咲いていました。

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