コケオトギリ

散歩の時に通る区画整理地区の空き地に変わった草が群生しているのに気が付きました。全体が赤い小さな草で高さ５～１０ｃｍくらいあります。

通る度に気を付けて見ているといつの間にか上部が少し緑色になって黄色い花を咲かせていました。

似ている花を考え、検索してみるとオトギリソウの仲間、コケオトギリであることが分かりました。同じオトギリソウ属にはオトギリソウやビヨウヤナギ、キンシバイなどなじみのものもあります。

比較的湿った休耕田やため池の縁などに生えているそうですが、生息地？は雨が降るとしばらく池状態、乾いているときはカラカラの厳しい条件のところです。一緒にネジバナやハマハナセンブリ、クローバー、イネ科の雑草なども生えています。

２～３年するとどの種が勝っているでしょうか、それとも、それまでに家が建ってしまう可能性のほうが大！かな

低い背丈の赤い植物は何科かもわかりませんでした。

２～３ｍｍの小さな葉で、全高も１０ｃｍほど

上部が分枝し花が咲いてくるとオトギリソウ属の植物らしくなってきます。

直径５ｍｍくらいのかわいい黄色い花を咲かせます。

雨後にはプール状態になっていました。