« センニンソウ | メイン | ヒガンバナ »

2014年9月20日 (土)

サンワ テスター PS-8 修理

時々、知り合いから電気製品や時計などのチェック(修理)を頼まれることがあります。

その時の必需品の一つに工具などとともに、導通をチェックしたり電池の残量をチェックしたりするために使用するテスターがあります。

その1台がサンワのPS-8というソーラー充電式のデジタルテスターでもう購入して20年にもなります。

このところ動作が不安定でおかしかったり、何度か試みているうちにちゃんと動作したりで、ストレスになってしまいます。

思い立って修理することにしました。どこかはっきりはしませんが原因は指示棒のコードの芯線が切れ掛かっているためだと思われます。

もう何回か修理したので、異常個所を発見し易くするためリード線を途中で半田付けしています。

別のテスターであたって故障箇所を発見、リード線が短くなってしまいますので別のを探して交換修理しました。

それにしてもこのテスターに入っている充電池ニッカドだそうですが使用条件が良いのか20年経ってもまだ使用可能です。

ちょっと古いコードレス電話などにはニッカドの充電池が使用されていましたが3~5年も経つと充電が出来なくなってすぐに話せなくなってしまっていたのを考えると信じられないくらいです。

調べてみたら同じ形のニッケル水素の充電池(V-40H)が入手可能だそうですが・・・

1407r0013693 表示用の液晶の下がソーラーパネル、時々、思い立って使用後に外光が入るところに置いて充電します。上半分にリード線が収納できるようになっています。’94.01.30に¥5720で購入しています。(シールが貼ってあります)

1407r0013696 裏のネジを外して本体部分の裏を見たところ。金属色の丸いもの2個が充電池。

赤矢印の E型ワッシャーを外せば表示切替SWのノブが外れてプリント基板の表側にアクセスできます。コードはそこに半田付けされています。スイッチのブラシがばらばらになりますので注意!

私は手間をかけたくないので白矢印部分でリード線を半田でつないでいつもはビニールテープを巻いています。

1407r0013700 テスターと一緒に修理に使用するワニ口クリップの付いたリード線、虫ピンはコードの断線を探るのに使用します(感電、ショートにはくれぐれも注意)

1407r0013701 Made in Korea のデジタルテスター、ネットショップを眺めていたら周波数計、照度計とか騒音計の機能があったので(私には必要は余りありませんが)つい買ってしまいました。こちらもリード線はすでに断線、切り開いて修理しています。(指示棒の付け根の赤矢印部分)

裏側にコードが収まるようになっているので収めるときに付け根の部分に余計な力がかかってしまうため?

トラックバック

このページのトラックバックURL:
http://app.blog.enjoy.jp/t/trackback/583261/32815095

サンワ テスター PS-8 修理を参照しているブログ:

コメント

コメントを投稿

コメントは記事の投稿者が承認するまで表示されません。