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2014年1月10日 (金)

明るい暗室-2 B&Wプリント

白黒のネガからプリントを作ってみました。

今回は、どれにするか選ぶのに、撮影した時にプリントした6切のファイルを引っ張り出しました。

プリントの裏にネガの番号が記入されていますので(プリントした時に記入しておいたもの)ネガを探し、フォルダーにはさんでスキャナーにかけます。

他にも選択の方法はあって、フィルムの内容を一本づつ記入したファイル、コンタクトファイル(いわゆるべた焼き)や気になるのを大キャビネに伸ばして整理したファイルもあります。、

以下はエプソンのEPSON Scanというソフトの設定ですが、35mmネガでワイド四つ程度まで伸ばせるように解像度は3200dpiとしました。白黒ネガですので後の作業を考え8bitグレーとし、シャープさもほしいのでアンシャープマスクを中にしました。

通常表示のプレビュー画面からスキャンする範囲をドラッグして決めフォトショップに取り込みます。

ここまで済むともう通常のデジカメ画像と同じデジタルデータですのでフォトショップを使って、明るさ、コントラスト等の調整やゴミや傷を消す作業を済ませ必要なサイズにしてプリントするだけです。

写真は1972年7月11日に長万部機関庫で撮影したターンテーブル(転車台)と2両のD51でD51234とD51150が写っています。

元の銀塩プリントは6切、バライタ紙で薄手の三菱 月光V3号だと思います。

エプソンのPX-5500と比べるとちょっと硬調で温調で見栄えはいいようですがその分インクジェットの方が諧調は豊かに見えます。

解像感は銀塩、インクジェットと、ほとんど差は有りません。

40年以上も前に撮った写真がきれいに、しかも暗室で作業しなくても簡単にできるようになるなんて夢のような時代です。

デジカメが出たての頃は、私こそフィルムカメラを使う最後の人間になる、なんて考えていた事を思えば時代は変わったなー・・・

 

上はA3の写真用紙にW4サイズを印刷したもので下は6切のプリント

(光の加減で色が付いて見えますがきれいな白黒プリントです)

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フォトショップ上にEOSON Scanを立ち上げたスクリーンショット

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フィルムスキャナーの拡大画像―部分ですのでちょっと暗く見えます。

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フラットベッドスキャナーを使って銀塩プリントの同じ部分をスキャンした結果

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