ニコンF
私が最初に買ったカメラがニコンFでした。今からちょうど44年ほど前の正月、50mmf:1.4レンズ付きで、ケースもついていました。
当時は標準レンズとして50mmf:2か1.4付き、ケースもセットになっていました。
今はケースは有りますがその50mmのレンズは友人がカメラを買うときにプレゼントし(これも大昔の話ですが)手元にはありません。違うFについていた50mmが手元にはあります。
友達のところにいったあのレンズはカビだらけ?になってしまっているかもう存在しないかも・・・
それ以来いろいろのカメラを入手したり処分したりしてきましたが、一番愛着のあるカメラで一番長い時間私と行動を共にしてくれたカメラです。
もう20年以上フィルムを通したことが無いと思いますが、今でも時々シャッターを切って楽しんでいます。
Fの前期型、それも前期の後ろの方です。後期型は巻き上げレバーやセルフタイマーレバーの形状が変わっているので外観でわかります。
前期の始め頃のボディーは上部についているニコンのロゴがNikonとは違っていて、日本光学のマークで今では貴重品かもしれません。
私のボディーは巻き上げレバーをサービスセンターで交換していただきましたので変則?
最初に買った交換レンズ35mmF2付、いつもこのスタイルで持ち歩きました。吊り金具の位置が後ろ寄りでレンズをつけると前かがみになるので、ストラップを短くしレンズを体側にして掛け脇の下で支えていました。
それからもうひとつ吊り金具が真鍮でボディーに直接ストラップをつけると擦れて金属が痩せてしまい切れそうになったので交換していただきました。新しいのは中にステンレスのリングが付いていて痩せることはありませんでした。
後、上方より シャッターボタンの位置が後寄りにあり少し指が置きにくく
ケーブルレリーズ取り付け部の形状が普通のと異なっており、ストロボ取り付けシューも専用のものがいります。
ライカのバルナックタイプの様に下だけ開くのよりは楽ですが歩きながらフィルム交換とかには向いていません。アクセサリーで出ていた長尺フィルムフォルダーやモードラを使用するための構造でしょう。
探したら交換してもらった巻き上げレバーのオリジナルの方もありました。
続けて巻いたりすると手当たりが痛いということで形状を変えたそうだと聞きました。
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