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2012年10月14日 (日)

カメラ-オリンパス ペンS

今ではオリンパスペンといえばM4/3のミラーレスカメラを指すと思いますがフィルムカメラの時代のペンといえばハーフサイズカメラの先駆けで初代のオリンパスペンは1959年に発売されています。

軽量、小型で35mmの半分のサイズでフィルム枚数の2倍撮影できるのが特徴でした。

レンズはペンが28mm/3.5、ペンSが30mm/2.8付きで、シャッター・絞りはマニュアルでピントは目測で距離を合わせるようになっていました。

露出、ピント、撮影感度、カラーバランス何でもオート全盛のデジカメ時代の現在から考えると信じられないくらいです。

オリンパスペンシリーズはその後、自動露出シリーズとしてEE,EE-S、EES-2,EED,モーターによる自動巻上げのEMとレンズの明るさ、機能によって何種類か発売されました。

明るいレンズ32mmf1.9付き、露出計内蔵のペンD,CdS露出計付のD2, 32mmf1.7&CdS露出計付D3ELなどペンの直系とも言えるカメラも発売されました。

変わったところではワイドレンズ25mmf2.8のついたペンWというのもあります。

高級シリーズとして一眼レフペンFが発売され、TTL内蔵露出計、セルフタイマー付のFT、FTから露出計を省略したFVに進化しました。同時に専用の交換レンズもワイドから望遠・ズームまでたくさん発売されていました。

今のマイクロフォーサーズのミラーレスカメラのペンシリーズはペンF、FTの一眼レフの外観の流れをくんでいます。

私の手元にあるペンSは少し?汚れていおり絞り羽根の一枚が異常ですがシャッターは正常に作動し止まらなくなってしまう故障の多かったフィルム巻き上げも異常ありません。

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