明るい暗室 SL写真のプリント C58 1
古いB&Wのプリントの整理をして、気に入らないのは捨てようとファイルを取り出してチェックしました。
ファイルを眺めていると、気に入ったのがあったりして、捨てるのを選ぶより先に原版を出してプリントしてみたくなります。
今回は1972年冬、北海道で撮影したSLをプリントし直してみました。ネガはB&W35mmでエプソンのGT-X970、フラットベッドスキャナーで取込みます。
普通B&Wをスキャンするときは8bit グレー、解像度3200dpi、アンシャープマスクを強に設定しています。
3200dpiにしてスキャンするとワイド四つ切相当サイズにしたときプリントの解像度がほぼ300dpiくらいになります。
またスキャンした画像をモニターで等倍にして見たときにの先鋭度が不足気味なのでアンシャープマスクを強にしています。
このC581は釧路と網走を結ぶ釧網線の川湯駅で網走方面への列車待ちをしていたとき乗る列車と反対方向に入線してきたものです。
1972年2月7日朝撮影、カメラはニコンF、レンズはニッコール35mmf:2、フィルムはトライXです。ネガの状態は極めて良く、傷や汚れもまったくありません。
ライトボックス(トレース台?)上の、上がベタ焼きのファイル、下が紙のネガカバーに入ったネガです。ファイルやネガカバーは汚れて変色もしていますがプリントやネガはきれいなままです。
フォトショップへの読み込みのスクリーンショット、ソフトはエプソンスキャンを使用しています。(これは4800dpiにしています。)
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