マウス MX-1100 分解修理
愛用していたロジクールの多機能マウスMX-1100が突然故障してしまいました。
スクロールの動作が異常になりました。動かさないのに一番下までスクロールしてしまい、他の動作を受け付けないというものです。
ポインターやクリックは異常ありませんがこれでは使用不能、だめもとで分解修理に挑戦してみました。
裏面のすべりを良くする為のシートの下にネジが計3本、電池ボックスの中の電池の向き等を説明してあるシートの下に1本ネジがあります
ネジの頭が6角形の特殊なものですが1.5mm幅のマイナスの精密ドライバーで外すことができました。
スクロールホイール関係が原因だろうと目安をつけチェックしていくと、スクロールの回転方向と速度を検出するための、ホイールのスリットをはさんで取り付けられている発光素子(LED?) と受光素子のうち片方(受光素子?)の3本の足の部分が腐食していました。
さびを落として半田を盛っておけば良いのでしょうが半田こての先が狭くて入らないので、先端の尖った物で腐食部分を磨いてさびを落とし通電するようにしてテストしてみました。
これだけのことで復旧、ちゃんと動作するようになりました。修理して、もう2~3日異常がありませんのでとりあえず修理成功です。
◎分解するときにどうしてもカバーが外れないので強引に開けてしまいました。最近のプラスチック主体の製品にはつめを引っ掛けているのが多いのでそうかなと思ったのですがネジが一本残っていました。後でネットで検索したら分解方法がたくさん載っていました。反省!
◎それから、どんなものだったかとMX-1100で検索したらアマゾンに新品が¥25000くらいででていてびっくり、中古にも二万円近い値段が付いていました。5年位前買ったときは¥5~6000くらいでした。
進む・戻るとかコピー・貼り付けなど、ソフトを使って機能を貼り付けることのできるボタンがたくさん付いています。
赤い矢印のところにあるネジ4本を外せば上カバーを外すことができます。
中央手前のホイールの両側に左右のクリック用のマイクロSWが付いています。
赤い3本の矢印が受光素子の取り付け部分、腐食してさびが付いていました。
コメント