花-ガガブタ
ミツガシワ科、アサザ属の水生多年草で丸い浮葉を浮かべ7~9月ころ直径1.5cmくらいの白い花をつけます。
名前は漢字で鏡蓋と書くそうで、丸い葉から鏡にかぶせる蓋を連想してからとのことです。
散歩コースの農業用水の2m×3mくらいの桝の中にコウホネ(だとおもいます)、ホテイアオイと一緒に生えています。
アサザやミツガシワは他で見たことがあるのですがガガブタは、たまたまかもしれませんが、ここだけです。
近辺は宅地に変わったりで用水としての役目は少なくなってしまいましたがガガブタはずっと残ってきたのではと思います。
先日この桝を掃除して泥を上げていたのでどうなるか心配していましたが、何日かして見に行ったら以前にも増していっぱい咲いていました。
それからまた一週間くらいして見に行ったら今度は端っこに少しあったホテイアオイが水面を覆っていました。恐るべき繁殖力です。
同じ科のミツガシワです。島根県の赤名湿原に大きな群落があります。この写真も赤名湿原で5月はじめに写したものです。
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